スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』情報まとめ!

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7月14日(金)。この日、待望のスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』が全国公開されます。特に注目すべきは、宮崎駿監督が約10年ぶりに劇場用長編映画に参加すること。それだけでもファンの方々は興奮を隠せないでいることでしょう。

しかも、今回の映画は、特報や予告映像、広告を一切公開しないという、スタジオジブリでも前例のないスタイルで注目を集めています。こうした異例の宣伝スタイルについては後ほど詳しく解説しますが、この記事ではさまざまな面から最新作『君たちはどう生きるか』に迫ります。

<内容は謎のまま!!>

まず、映画のタイトル『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督が子ども時代に読んで感銘を受けた、吉野源三郎による同名の小説から採られています。しかし、話題の小説と映画との関連性について公式情報は一切ありません。ストーリーや登場人物、キャストについては、広告や予告映像の欠如のため全く明らかにされていません。唯一公開されている「奇妙な鳥」のロゴを含む映画のポスターから、ジブリだよりで教えられた通り、冒険活劇というジャンルに期待を膨らませるしかありません。

<制作の経緯>

本作は、2013年の『風立ちぬ』公開後に監督が引退を表明した後の、彼の最新作です。本作は2016年夏に企画が始動し、宮崎監督自身が絵コンテを作り続けてようやく完成しました。制作期間を振り返り、長い7年間(約6年間)の結晶と言えます。ファン達は長期間の努力と耐久力に報いるクオリティの高さを期待しています。

<制作スタッフ>

本作の原作・脚本・監督はもちろん、あの宮崎駿。そして、音楽は多くのジブリ作品でお馴染みの久石譲が担当しました。また、作画監督に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などで知られる本田雄が起用され、新鮮な息吹を感じることができます。

<ジブリ初! IMAX上映も>

そしてなんと今回、ジブリ作品史上初となるIMAXでの上映が予定されています。他にもドルビーシネマ・ドルビーアトモス・DTS:Xスクリーンといった各種上映バージョンも公開されます。

<広告なしの大博打>

今回、広告や特報、予告映像を一切公開しないという異例のプロモーション戦略は、プロデューサー鈴木敏夫の発案によるものです。鈴木氏は、このプロモーションを“博打”と表現しています。

<パンフレット、サントラも>

劇場パンフレットは、上映劇場と通信販売で販売されます。また主題歌を含む37曲が収録されたオリジナルサウンドトラックも発売されます。

このように、一切の予告や広告なしに公開される本作。まっさらな状態で観客は映画館に足を運びます。その大博打が、どのような結果を生むのか。興行収入や評価はもちろん、映画自体がどのような作品になるのか注目です。

そして何より、宮崎駿監督が10年ぶりに送り出す冒険活劇ファンタジー。その登場人物たちが、私たちにどのようなメッセージを伝えるのか楽しみです。

参照記事・引用元画像
ジブリ最新作『君たちはどう生きるか』情報まとめ。約10年ぶり宮崎駿映画。上映方式や広告なしの宣伝方針、関連グッズを紹介 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
2023年7月14日(金)公開予定のスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』。制作の経緯やスタッフ、上映バージョン、広告なしの宣伝方針、関連商品を紹介。