田中希実が快勝、次世代アスリート育成プロジェクトの発足を発表

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田中希実(New Balance)がホクレン・ディスタンスチャレンジの士別大会で女子1500mA組で優勝しました。さらに、「NON STOP PROJECT」を立ち上げ、次世代アスリートへの教育に自身の経験を生かすことを発表しました。

1500mのレースではペースメーカーについて行った田中。注目の結果は4分12秒75、およそ400mを65秒、800mを2分13秒で通過しました。ペースメーカーが離脱した後も力強いランを見せ、1000mを2分47秒、ラスト1周3分05秒、1200mを3分22秒で通過。イーブンペースでラストまで持ち込みました。

また、彼女は2年連続で1500mと5000mの2冠を獲得し、日本選手権後はケニアで高地練習を行い、8月のブダペスト世界陸上に向けた調整を進めています。意気揚々とした彼女の姿は、1500mで東京五輪8位入賞し、日本人初の3分台突破(3分59秒19)を達成したことを強く印象づけています。

その強みを生かし、田中希実が次世代アスリートに自身の経験を伝える目的で「NON STOP PROJECT」を発足したことは実に興味深いです。

このプロジェクトの具体的な内容や応募方法は、7月中に発表される予定です。そんな中、田中希実は、なぜ「NON STOP PROJECT」を立ち上げたのか、そしてその目標についても語っています。プロジェクトに参加した全ての選手や、見守ってくださる多くの方々に、自分の可能性に挑戦し続けたいという、人間の根源的な希望を見せ、勇気を与えるきっかけにしたいですと述べています。

彼女の想いは「NON STOP PROJECT」を通じて、世代やチームを超えて共に力を高め、チャレンジし続ける姿勢が陸上界やスポーツ界に影響を与えることを願っています。そのために、田中希実は自身と同じく競技を楽しむ選手たちのチャレンジを表現する場を提供することに力を注いでいます。

そして彼女は、「NON STOP PROJECT」がノンストップで進行すると約束し、プロジェクトがアスリートたちの競技人生を動かすきっかけとなることを確約しました。具体的な詳細や合宿場所など、まだ明らかにされていない点も存在しますが、彼女が提案する新しいプロジェクトに対し、ファンや次世代アスリートからは大きな期待感が寄せられています。

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田中希実が「NON STOP PROJECT」発足!次世代アスリートに自らの経験伝えて「勇気を与え、前進のきっかけに」 | 月陸Online|月刊陸上競技