楽天証券ホールディングスの上場に期待 ― 楽天グループの財務基盤改善の可能性は?

ビジネス

楽天グループの子会社、楽天証券ホールディングスが東京証券取引所への上場を申請したとの報道がありました。現在、楽天グループの携帯電話事業が苦戦を強いられており、財務基盤の強化が急務となっています。

楽天証券ホールディングスの上場については多くの報道されていますが、その成功は楽天グループ全体にとって財務戦略の転換点となりうるのか、また、その上場が果たして楽天グループの財政強化につながるのかについてはまだ不明確な点が多いです。

しかし、楽天グループが抱える社債の償還ラッシュに直面した今、上場による資金調達が急速に進むことは確かです。そんな中、注目すべきは、楽天証券の普通株式の19.99%をみずほ証券に譲渡している点です。

その中で、みずほ証券と楽天証券の提携が、ただの資金調達に留まらない、楽天グループ全体の財政戦略の一環となると考えれば、今後の展開は楽天グループの存続・発展に一役買うでしょう。

最終的な成果・結果がどうあれ、楽天証券ホールディングスの上場申請と、それに絡むみずほ証券との提携は楽天グループにとって新たな経営戦略の糸口となるでしょう。今後の動向を注視していきたいところです。

参照記事・引用元画像
エラー|NHK NEWS WEB