ロッテ、市販用菓子66品とマルチアイスクリーム18品の価格改定を発表

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ロッテは、2023年9月以降に市販用の菓子66品とマルチアイスクリーム18品の価格改定を行うことを発表しました。9月1日出荷分と9月5日発売分からは菓子の61品目とアイスクリームの4品目が1~16%引き上げられます。また、アーモンドチョコレートの容量も変更され、現行の89gから80gに変更されます。

今後の価格改定の背景には、原材料、包装資材、物流コストの上昇が挙げられています。企業努力によるコスト吸収が困難な状況であるため、やむを得ず値上げを決めたとのことです。これにより、消費者にも影響が及ぶことが予想されます。

さらに、10月2日出荷分の市販用マルチアイス18品目についても4.1%~5.3%の値上げが行われます。具体的な価格としては、現行の380円商品が400円に、480円商品が500円に、580円商品が610円に引き上げられます。これまで、値上げを行っていなかった箱入りのマルチパック商品にも、今回の価格改定が適用される予定です。

ロッテは今年の3月と4月にも値上げを行っており、その際は原材料の値上がりや燃料費の高騰の影響を受けていると発表しています。今回の値上げによって、同社の商品価格改定の対象となる商品の幅が広がります。

今後のロッテの取り組みとしては、新商品や改良品、さらには値段に見合った価値を提供する商品の開発投資を強化していく方針です。いかに消費者からの支持を受け続けるかが、企業の持続的な成長に繋がると考えられます。

このような価格改定を行うことで、企業は製造コストの上昇に対応するだけでなく、今後も品質の維持や商品開発に注力し続けることができると考えられます。一方で、消費者には少しの負担が増えることとなりますが、それだけの価値を感じてもらえる商品を提供し続けることが求められるでしょう。

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ロッテ、市販用菓子66品とマルチアイスクリーム18品値上げ
ロッテは、9月1日出荷分と9月5日発売分から市販用菓子66品、10 月2日出荷分から箱入りの市販用マルチアイスクリーム18品の価格改定(容量変更含む)を実施する。