寛永通宝に由来し、風味豊かなあんと香ばしい皮が絶妙な組み合わせ!
「四角いまんじゅう」という魅力的なお菓子に夢中になったあんこ好きの川田裕美さんのオススメをお伝えします。
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「一口食べて即、このお菓子の虜になりました。全国の銘菓の中でもかなり好きで、いろんな人におすすめしています」
この「四角いまんじゅう」は、香川県観音寺市にある老舗「白栄堂」が1897年に創業し、1960年に誕生した和菓子です。
▶︎銘菓 観音寺
観音寺市は古くから市場として発達し大同二年弘法大師が神宮寺(現観音寺)に観音像を奉納されてから観音寺と地名が呼ばれるようになりました。
銘菓「観音寺」の焼き印は「寛永通宝」の銭形に由来するもので、丸は「円滑」を、角は「質実剛健」をあらわしたものです。
▶︎寛永通宝の銭形砂絵
観音寺市には、寛永通宝の銭形砂絵があります。この砂絵は縦122m、横90m、周囲345mという巨大なもので、寛永10年(1633年)に丸亀藩主・京極朗徹公を歓迎するために、郷民が一夜で作り上げたと言われています。この砂絵は、「円滑」と「質実剛健」を表す丸と角の組み合わせで知られ、金運を呼ぶパワースポットとして親しまれています。
▶︎気になる「四角いまんじゅう」
「四角いまんじゅう」の生地の中には北海道産の大納言小豆で作られた風味豊かなあんがぎっしりと詰まっています。また、バターとマーガリンの風味が合わさった生地は香ばしく、国内産のバニラと香川県産の卵が入った上品な白あんはまろやかな甘味が特徴です。
このお菓子は手作業で丁寧に作られており、一つひとつ手焼きしてあんを詰め、再度焼いて型抜きされています。そのため、質感が非常に繊細で、まるでお菓子が生きているかのような感じがします。
「白栄堂」の店舗は本店の他に、香川県内に2店舗あります。もし香川にお出かけの機会があれば、ぜひ足を運んでみるか、通販で購入してみることもできます。一個120円(税込)で購入でき、5個以上は箱入りになります。
川田裕美さんのオススメの「四角いまんじゅう」を試して、その風味豊かな味わいを楽しんでみてください。
参照記事・引用元画像
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