日本相撲協会が6月26日に発表した大相撲名古屋場所（7月9日初日・愛知県体育館）の番付によると、神奈川県大磯町出身の湘南乃海（25歳、高田川部屋）の新入幕が決定しました。地元・大磯町からも喜びの声が届いています。
湘南乃海（本名：桃太郎）は神奈川県大磯町出身の25歳。大磯小学校で少年野球を始め、大磯中学校でも野球部で活躍しました。身長は小学6年生の時点で189センチあり、現在は193cm、186kgの恵まれた体格を持っています。
中学卒業後に相撲界に入ることを志し、最初に、高田川部屋（師匠・元関脇 安芸乃島）を見学。彼は「角界で一番厳しいと言われる高田川部屋で自分を変える」という気持ちで入門を決意し、2014年3月場所で初土俵を踏みました。
入門後、順調に昇進を続け、18歳で幕下に昇進（2016年の九州場所）しましたが、幕下上位の厚い壁に苦心していました。幕下筆頭で迎えた2022年の九州場所で5勝2敗の成績をあげ、2023年の初場所で十両昇進を決めました。
十両昇進後は、3場所連続で勝ち越しを果たしました。その成績は、初場所東十両13枚目で12勝3敗、春場所西十両3枚目で9勝6敗、夏場所西十両筆頭で11勝4敗。そして2023年7月の名古屋場所の番付編成会議で、神奈川県出身として戦後11人目となる幕内昇進が決まりました。
地元・大磯町でも喜びの声が上がっています。大磯町役場や地元の人々からも祝福の声が寄せられ、湘南乃海の幕内昇進を応援しています。また、彼の中学時代の担任や野球部監督も彼の成長と活躍に誇りを感じており、彼が地元の子供たちに夢を与えていると評価しています。
湘南乃海は地元への感謝と誇りを持ち、さらなる上昇を目指す意気込みを語っています。新入幕の湘南乃海選手に期待がかかる大相撲名古屋場所。地元・大磯町はもちろん、全国の相撲ファンからも彼の活躍が注目されています。これからの湘南乃海選手のさらなる活躍に期待しましょう。
参照記事・引用元画像
